| 北海道、本州、四国、九州に分布し、好湿性の植物で環境次第でどこにでも生え、特に谷間、河岸、田のあぜ、みぞのふちを好む高さ20〜40cmにもなる多年草。秋に、新芽を出し、翌春に最も盛んに成長する。全草がなめらかで無毛で特有の香りがする。地下茎は、白く長いふく枝を次々に出し、繁殖する。根生葉は集ってつき葉柄がある。茎生葉は互生し、二回羽状複葉で全体は三角形、小葉は卵形で鋸歯がある。葉柄の基部には長いさやがある。7〜9月、茎の先端に複散形花序を出し、白色の小さい五弁花をつける。春の七草の一つで、栄養価があり、神経痛やリウマチ、血圧降下に良く、人気の高い野草である。沢地や湧水などに群生するものを通常「水ゼリ」といい、耕地やあぜ道に生えるものを「田ゼリ」というが、同じものである。昔から栽培され利用されてきた。 |
| 食用部分 |
全草、花蕾 |
| 採取時期 |
3〜5月 花蕾 : 7〜8月 |
| 適した料理 |
天ぷら、かき揚げ、バター炒め、椀種、即席漬け、一夜漬け、糠漬け、汁の実、玉子とじ
ゆでて浸しもの、マヨネーズあえ、辛子あえ、クルミあえ、白あえ、ゴマあえ、磯巻き
セリ飯、酢のもの、切りあえ、冷や汁 |
| 保存 |
塩漬け、味噌漬け、うの花漬け、粕漬け |
| 同じ仲間 |
ヤマゼリ、ケヤマゼリも同様に利用できる。 |